保険証

健康保険証は大きく分けると3種類あります。

1.市町村が運営している国民健康保険
2.会社員が加入している被用者保険
3.75歳以上、または65歳以上75歳未満の一定の人が加入する後期高齢者医療制度

もう少し詳しくみてみましょう。

1.国民健康保険

他の医療保険に加入していない住民を被保険者とする、国民皆保険制度の基礎です。
通称「国保」。自営業の方や無職の方などは原則この国保へ加入します。
また、医師や弁護士など同一業種で設立されている国保組合というのもあります。

2.被用者保険

会社員や教職員・公務員など、サラリーマンとその家族が加入します。
役所や病院等では「社会保険」と呼ばれることも多いようです。
勤め先によって、さらに①~③に分かれています。
①協会けんぽ(全国健康保険協会)
元々は旧社会保険庁が運営していた政府管掌健康保険。
主に、自らでは健康保険組合の設立が困難である中小・零細企業が加入しています。
各都道府県ごとに支部があり、保険証に「全国健康保険協会○○支部」と記載があればこの①に該当します。
②健康保険組合
健康保険法に基づき公法人が運営しており、単一と総合の2種類があります。
単一:1企業により組織された組合
総合:同業同種の事業主等で組織された組合
大企業が自社グループのみで設立しているような場合は単一です。
保険証に「会社名+健康保険組合」の記載がある場合は②の単一に該当します。
また、新聞等では「大企業の加入する健保」とされているケースが多いですが、総合組合の場合は中小零細企業が加入しているケースも多々あるため、必ずしも大企業の人だけが②に該当するわけではありません。
③共済組合
共済各法に基づき運営され、国家公務員や地方公務員・私立学校教職員等を対象としています。

3.後期高齢者医療制度

都道府県単位で広域連合が運営しており、75歳以上の人はすべて後期高齢者医療制度に加入します。
また、65歳以上75歳未満で一定の障害がある方(本人の申請に基づき広域連合の認定を受けた方)も対象です。